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Episode5:Macromedia DEVCON 2002 Report 2002.10.28

 ようやく1日目です。今日の基調講演にはMMUGマネージャということで、かなり前列で優先的に見られるので、とても楽しみにしていました。目の前で話を聞けるとインパクトも違います。

 まずはCEOのRob Burgessが今日の経済が「experience based」になってきていることを、スターバックスのラテに例えてお話されました。49セントのただのコーヒーが5ドルに化けるのは、スターバックスの店舗、什器、ワイアレスアクセス(アメリカでは全店舗展開ですね、うらやましい!)など、スターバックスでの全ての体験がその金額を妥当にしているという話です。良い体験は良いビジネスを生み、悪い体験は悪いビジネスを招く、と話されたあとで、現在のインターネット環境が、クライアントサーバまで順調に類人猿ぐらいまで進化したコンピュータ環境が、退化してしまっている状態にあって、その大きな原因がWebの限界にあると話されていました。

 そのような限界を取り払うためにFlashに代表されるMX製品群があり、リッチコミュニケーションを含むリッチインターネットアプリケーション(RIA)を開発する環境をこれからも全力で提供して行くとのことです。


Rob Burgessさん

 そのあと、話はchief software architectのKevin Lynchに引き継がれました。彼はこれまでの5年程度のインターネット環境を振り返るとともに、今後ブラウザ以外のデバイスもインターネットに接続されつつあり、マクロメディアがそのようなデバイス分野に注力して行くことを強調していました。

 実際にPocketPC用のFlash6(まだベータだそうです)プレイヤーでのデモを見せてくれて、今後製品版ではFlashcomMXでのビデオサポートなども行われるとのことでした。そうなるとこういったデバイスが電話の代わりになるかも!ソニーの新しいクリエも紹介されて、PalmにFlashプレイヤーが標準搭載され、実際に拘束に動作しているデモを見せると、会場は大きなどよめきに包まれました。私も周りの人から、一体何ドルぐらいなんだ、日本では人気があるのか、すげえよな、と話しかけられました。日本人としては誇らしい限りですね。そのほかタッチパネルのような端末でのFlashPlayerもデモされていました。飛行機のパーソナルスクリーンとか、車載端末とか、はたまた楽器のコンソールとか、いろいろな活用範囲がありそうです。

 ここでも重要なのは、これらが共通してFlashで提供されたインターフェイスを持っていることです。前日のパートナーミーティングでもRobから話がありましたが、小さなWebというマーケットだけではなくて、組み込みを含む全てのアプリケーション市場へ向けて努力を続けるというメッセージが強く打ち出されていました。

 続いて各Product Managerから製品についての紹介がありました。以前のDEVCONに比べると、それほどサプライズはありませんでしたね。まずはDavid DemingからDreamWeaverのデモが行われ、テンプレートを使った効果的な編集方法などが示されました。途中でKevinが、もうすこし新しい製品のSneakPreviewを見せてやれよ、という振りがあると、彼は「わかりましたよボス、ちょっとだけですよ、ほら、これです!Macromedia T Acceleratorです。まだベータですけどね」と、Tシャツが吐き出されるバズーカを持ち出して、会場に向かってTシャツを打ち込んでいました!最後は自分のシャツを引き裂いて、先ほど会場に飛ばしていたTシャツを披露、本当の新製品Contributeの紹介をほんの少ししていました。残念ながらNDAベースのセッションで詳しい話を聞く形式のため詳細はお話できませんが、コンテンツ管理がとても簡単になりそうだというお話だけしておきます。。


Tシャツを勢いよく発射するDavid DemingとKevin Lynch(ちょっとTKに似ている。。)

 次は、Miriam GellerからDirectorの話で、MacOSXに完全準拠することを発表し、会場では実際にMac上でのデモを見せてくれました。かなりスムーズに動いていましたよ。アメリカにはアクセシビリティ法案508というものがあって、ウェブサイトは音声読み上げなどに対応する必要があります。今度のディレクターはそれに対応していて、それぞれのオブジェクトに読み上げようのテキストをセットすると順番に読み上げられることや、埋め込みFlashオブジェクトなどがデモされました。


Miriam Gellerさん。しゃべり方が非常にかっこいい人でした。

 最後はいわずとしれたSenior Product EvangelistのBen Forta登場です。FlashRemotingとWebServiceのデモを行っていましたが、弘法も筆の誤りというか、うまく動かずにゴメンしていました。珍しいこともあるものです。ColdFusion1の時代のコードなども披露され、当時DBMLだったColdFusionを振り返りつつ、新しいテクノロジーであるCFCなどを紹介するという楽しい講演となりました。


CFの神様Ben Fortaです。今度のDEVCON Japanに来るんですよね!すごいことです!

 先ほども書いたように、1日目は総じて驚きはありませんでした。ただ、会場を埋め尽くす人々の熱気は十分に伝わり、この開発コミュニティの大きさを改めた感じた次第です。MXという製品も成熟期に入ったということなのでしょうね。

Episode 1 Episode 2 Episode 3 Episode 4

To be continued!


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